我が家は春に着工し、冬に竣工する、というスケジュール。上棟がゴールデンウィークくらいなので、家の外観は割と早めにできて、あとは内装をじっくり仕上げていく、という進め方。
そんな中、真夏の現場で気になったのが西窓からの日射取得。
我が家は2階建ての2階リビングで、南側と西側が道路に面しており、特に2階の西側に大きめな腰窓が設置されている。冬の設計提案時には気づかなかったのだが、特に午後から夕方にかけての西日で2階がかなり暑くなることがわかった。
夏の日差しは外側で遮蔽するのがポイント
ここで高性能住宅のバイブル「お金と健康で失敗しない 間取りと住まい方の科学」(松尾和也著)からの抜粋。
東西北面の窓は小さくして(各部屋一面につき0.5㎡以内)遮熱Low-Eガラスとする。南面は可能な限り大きくして庇、もしくはアウターシェードを設置し、断熱Low-Eガラスとする。
日射遮蔽装置は大きく分けて窓の内側につけるものと外側につけるものに分類できます。(中略)内側での遮蔽装置では日射熱は4割しかカットすることができません。一方、外側だと8割カットすることができます。
しかし我が家の窓は既に設置済みである。厄介なことに、我が家を建てている地域の防火規制が厳しいため、窓上には防火シャッターも設置されている。設計事務所や工務店にも色々と調べてもらったが、外付けブラインドは簡単にはつかないことがわかった。
この検討の過程で西日を外側で遮蔽する装置(ブラインドやロールスクリーン)をいくつか見つけたのでシェア。いずれも数十万円規模の追加出費になる可能性が高いです。
外付けブラインド「ヴァレーマ」
ドイツブランドで代理店経由で購入が可能。デザイン性とお値段が高め。
窓からの日差し対策、効果的な遮光対策なら外付けブラインド「ヴァレーマ」|暮らしの理想をドイツから オスモ&エーデル
外付けブラインド「YKK AP X-BLIND」
YKKの窓なら素直に取り付くことが期待される。
外付けブラインド「リクシル 外付ブラインドEB」
リクシルの窓なら素直に取り付くことが期待される。
外付けロールスクリーン「ニチベイ ソヨカ」
インテリアの印象もあるニチベイだが、エクステリアとしてのロールスクリーンもラインナップされていた。しかもカラバリが豊富。
ぜひこれから家を建てる人の参考になれば幸いです。