先日、知人に紹介いただき、SANUというサブスク型で提供されている別荘に泊まってきました。
最近だとNOT A HOTELがこの形式の事業の先駆けらしく、SANUはそのやや安価版という位置付けとのこと。全国各地に物件があり、それを①複数人で持分割合をシェアして保有する、②サブスクプランに加入することでホテルのように利用する、という2つのサービス利用の形態があります。
今回を機に、①の自己所有パターンを検討したのでその記録を残します。
SANUのコテージには暖炉がついていたり、気になる家具や家電が様々置いてあったりと、ただ非日常を過ごすだけでなく、日常を豊かにする気づきに溢れた素敵な空間でした。
で、そのSANUを所有する(複数人での部分所有)メリットはおおよそ以下の通り。
- この先30年間、平均して月1泊、センスの良い別荘に泊まりにいく権利を割安で取得できる(30年契約、年間12泊の宿泊権)
- SANUのプラン間で比較した際、サブスクプランに比べ宿泊予約が取りやすい
- 宿泊という経験に加えて物件自体の値上がり可能性も期待でき、総じて単なるペーパーアセットより面白い投資になる
一方でデメリットは以下の通り。
- 30年間・年間12泊という権利を使い切れるか、幼児連れてると自信がない。重荷に感じそう(注:使いきれない宿泊権は買い取ってもらえます)。
- 最大のメリットを行使できるのは自分が所有している物件の宿泊時であり、様々な場所に泊まりに行きたい場合合わない(SANU内の物件ならメリットはあるのだが)。
- 定宿は家からのアクセス性も重要であり、ここに自信が持てないと購入の決断はできない。
総じて、類似の経験ができる様々なグランピングサイト等もあるので、まずはSANUに限らず、色々なところにスポット的に泊まりにいく所から始めようね、という結論になりました。
ちなみにSANUの部分保有は安くはないものの、あまり上記のような現実的なメリデメを検討しないでもその金額を出せる層は一定いるよね、という値段設定なので、これは売れると思いました。
いやーしかしSANU、良い体験ができました。自然と子供は当然のごとく相性が良く、外ではたっぷり雪遊びを楽しみ、家の中では友達家族の子供達としっかり一緒に遊んでいました。