今年やりたいことリストに書きそびれた。今年はTOEIC900点くらい取ります。そして僕がもうTOEICを受けなくていいようにする。
今回の受験動機は、有効期間内のTOEICスコアが会社の昇進要件になっていること。
僕はTOEICが嫌いだ。あんなもん英語学習の指標でもなんでもなく、ビジネス文書を読むスキルを問うているだけだと思っている。今であれば、Google翻訳、DeepL、Grammarly、それにWeb版の英辞郎があればほぼ不要である。
だからこそ、今回で終わりにしたい。
最後にTOEICを受けたのは5年以上前なので、スコアの有効期限(確か2年間)はとっくに切れている。その時のスコアは800点台半ばくらい。いま何も準備をしないまま受けても、会社が求める目標点は超えると思う。だけど、せっかくなので自己最高を記録して終えたい。
TOEICに対する自己分析
- 課題は語彙とcollocation
- 大学受験以来、単語を覚えるような勉強はしていない
- 半年かけてDUOに載っている派生語レベルの単語数を復習する必要がある
- 現状、単語帳も辞書も無いので急ぎ選定するべし
- TOEIC対策のTest taking skillを身につけることをいとわない
今後の計画
- 2022年2月 対策開始(イマココ!)
- 3〜7月 毎週末2時間のTest taking skill向上、月末の模試時間の確保
- これで合計40時間前後
- あと主として平日夜の隙間時間に単語見る
- 6月初旬 TOEIC申込
- 7月後半 TOEIC本番
対策グッズ
早期に模試をやって全体像を掴むべし、と考えたので、公式が出している問題集を最初に選んだ。いろいろ調べたけどこれが間違いなさそう。
高校生ぶりに紙の辞書も買った。やはり単語を調べるには紙の辞書が早い。今後使うことも考えて英和大辞典とも迷ったけど、大辞典はかさばるし、これで足りなかったら考えることにする。
単語帳は以下を検討中。DUOは大学受験の時にやっていて中身は大体わかっているので、まずはTOEIC用の金のフレーズを買ってみようと思っている。
ここで上にあげた「金のフレーズ」について、Amazonのレビューを見たら「アプリ版も使い勝手が良い」というコメントが散見された。調べると、アプリはabceedというところが提供している。試しに入れたらめちゃくちゃ使い勝手良かった。
アプリの導入の流れはこんな感じ。
ダウンロードが終わって初回起動すると、学習目的を聞かれる。
→「TOEIC L&R」を選択すると、15分の模試が始まる。
→それを元に現状の予測スコアが表示され、目標点数との差分を埋めるための教材が提示される。
→定期的に学習を進めていくと、模試スコアが変動するのが見えるので、現在の実力がリアルタイムにわかる。
このアプリ、100冊くらいある本をすべて使える月額課金プランをめっちゃ押してくるけど、アプリ内で特定の本だけ買うこともできるらしい。まずはアプリ内で金のフレーズを買ってみる。
所感
以上、あと半年後に受けるTOEICの計画を大雑把にまとめてみた。ここまでまとめて、個人的に気づいたことを2つ。
学習アプリすごい
1つ目は、学習アプリの進化。
ちょっと触っただけで、先述したabceedアプリの作り込まれ具合がよくわかった。具体的には以下。
- 実際の試験を画面的にも時間的にもコンパクトに作り直してなお、本番の質感を失わないUIの作り込みがすごいこと
- まず現状を定量的に計測する → 次に目標との差を数値化する、というアプローチが理にかなっていること
- 日々の積み上げが現在の実力値にすぐに反映されるため、試験勉強のモチベーション維持に最適であること
アプリの詳細は提供元のWebサイトへどうぞ。
今回、試験勉強をちゃんとするのは、勉強の仕方を再確認する目的もある。その面でも、新しい学習ツールは積極的に試したい。
なお上の方でさらっと書いたけど、実は今回の対策グッズ投資で最も高額なのは「某英会話学校のTOEIC対策コース」である。TOEIC受け終わった後くらいに、ツール比較をまとめてみる。
英語だけじゃなく何かを積み上げるきっかけになる
2つ目は、子育てをしながらだからこそ、個人的な目標に向かって時間を積み上げていくことの必要性。
計画を立てる際、1週間に2時間の勉強時間って少ないと正直思った。しかし冷静に考えると、子育てをしながら毎週末確実に2時間を確保するためには、かなり事前調整が必要である。そんな基本的なことに、この計画を立てて恥ずかしながら初めて気づいた。
振り返ると、特に子供が産まれてからの余暇は、隙間時間にスマホを見ることが大半だった。仕事もベンチャーだということもあり、長くても数ヶ月先くらいまで先の時間軸の課題解決でなんとかなっていた(むしろそれ以上先のことを考えてもわからなかった)。つまり生活全体が目の前のことに対して受動的になっていた。
人生には緩急必要なタイミングがあるけれど、この先しばらくはもう少し長期スパンで人生設計していきたく、これがその試金石になればいいと思う。