上の子が5歳になり、恐竜や生き物に興味を持ち始めたこともあり、都内を中心に様々な科学館をめぐっています。
今日書くのは言わずとしれた上野の国立科学博物館。有名すぎてあまり書くこともなさそうな気がしますが、有料エリア「コンパス」など意外と知らない面もあったのでまとめてみます。
おおよその回り方
特別展は混んでいることが多いのでほぼ近寄りません。常設展だけならほぼ間違いなく並ぶことはないので、半日くらいでサクッと回って帰ります。
18歳未満と65歳以上は入館無料です。じいじばあばが65歳以上ならお得に思い出が作れます。
めちゃ広いので、観たいものが決まっている場合、ターゲット決めて回ることをおすすめします。恐竜がテーマなら、日本館3階北翼のフタバスズキリュウ→地球館地下1階の恐竜骨格→同地下2階の生物の進化を舐めたあと、他のものに目を向ける、という感じです。
日本館にいるフタバスズキリュウ 意外と小さく感じる
地球館地下1階の恐竜骨格 ティラノサウルスはあえてしゃがんでいる
食事は日本館のカフェで取ります。12-13時のピークタイムは避けることをおすすめします。地球館にあるレストラン「ムーセイオン」はいつ行っても混んでいるので入ったことがありません。
場合によって動物園もはしごするけど、そうすると徒歩距離がかなりなことになり、子供が疲弊します。上野公園のさらに奥へと進み、国際子ども図書館に寄るのもおすすめです。こちらは館内にある絵本が読めるだけでなく、原画展など様々な展示もやっており、有名な絵本を見直したり、新たな絵本を発掘できる良い場所です。
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予習におすすめな番組
NHKオンデマンドで以下の番組を観てから行きました。科学博物館地球館の常設展示は2015年にリニューアルしており、その際の様子をまとめた番組です。今から約10年前のリニューアルですが、親世代が若い頃に観た博物館とは全く変わっており、新鮮に感じることができるはずです。
その展示がどのように作られ、どれだけすごいことなのかは解説されないとわかりません。例として地球館1階の天井から吊るされているクジラの骨格は、実際に打ち上げられたマッコウクジラの死体から数年単位で時間をかけて骨を抜き出し、重機を使って再現したものとのこと。
親と子のたんけんひろば コンパス
地球館3階には「コンパス」という特別なエリアがあります。外からでもアスレチックが見えます。
- 事前予約と別料金が必要
- 1日5回の総入れ替え制
- 各回人数制限もある
…とやや特殊な成約があり、特に週末は予約可能な1ヶ月先まで常に予約が埋まっています。
子連れでかなり先の予約となると、体調不良リスクも有りそれなりにハードル高く感じますが、最大5回まで無料で日程変更できたり、予約料もひとり300円と高くはないので、「とりあえず予約しておこう」となりやすいのかと。
今回、ほぼ1ヶ月先の予約がたまたま空いたので行ってみました。
遊びながら学ぶ、というコンセプトなのか、アスレチックやパズルなど、様々な遊び要素がエリア内に散りばめられています。外から見えないけれど中に入ると最も目を引くのがティラノサウルスの全身骨格。
45分間の制限時間のうち、子供は30分くらいアスレチックで遊び、残りはパズルやったり絵本読んだり、静かめに過ごしていました。中の様子はパンフレットでも確認できます。
まとめ:科博は常設展こそおすすめ
科博は上記に書いた以外にも、迫力あるシアター360などの特別な展示の他に、理学系を中心とした幅広い常設展示があります。また定期的に天体観測を始め様々なイベントも行っており、より奥深い楽しみ方をすることも可能です。