都心にあり、比較的新しく、小さいながらも網羅的な展示内容が充実した「みなと科学館」に5歳長男と行ってきた。
アクセス
駐車場はなく、コインパーキングか電車。駐車場代や探す手間を考えると、電車がおすすめ。最寄りは日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅。銀座線虎ノ門駅と虎ノ門ヒルズ駅は地下通路でつながっているので、どっちもアクセスは良い。それ以外の駅(神谷町、六本木一丁目など)からは少し歩く。
ちなみに入場は無料。併設されているプラネタリウムは有料。
展示
ワンフロアのこじんまりした科学館なのでそこまで期待していなかったのだが、地理、工学、自然と比較的展示内容が網羅的で予想を良い意味で裏切られた。建物含め、展示も新しいものが多く、寂れた科学館にありがちな昭和の薫りは全くしない。
みなとエレベーターは、東京付近の海底からレインボーブリッジの上まで、様々な高度の映像が見られる。これを地理というのか微妙だけど、地理系だとこれ以外にも、港区をドローンで飛び回って様々なスポットを巡る展示や、大画面の中に入り込んで空中散歩を楽しむものなどがあった。
橋の構造を体験するパズル。工学系だとこれ以外にも、発電の仕組み、耐震構造の仕組みなどがあった。たまたまやってた特別展もロボット特集だった。
港区のどこに自然があるのよって感じはするけど、マクセルアクアパーク近くの高輪森の公園なんかは結構豊かな自然があるし、探せばあるのかもしれない。自然に関する展示内容は、有明にある水の科学館によく似ていた。水の科学館は東京都の水の源流である多摩の奥の方の自然の紹介がコンセプトなので、ここのも近いのかもしれない。
気象科学館も併設している
科学館は基本的に1階のみなのだが、2階にはなんと気象庁直営の気象科学館も併設している。こちらも入場無料である。
テーマは災害に関わるものが多く、津波や地震等の災害の仕組みや、地震速報などの防災システムの仕組みを、いずれも体験多めに説明してくれる。ここは令和2年に移設されたばかりということで、内容も最新のものばかり。
まとめ
みなと科学館は、科学博物館や科学未来館などに比べたらこじんまりしているが、新しく網羅的な展示内容が揃っており、気象科学館やプラネタリウムなども合わせると半日以上が簡単に過ぎる充実度の科学館だった。朝から電車で行って、虎ノ門ヒルズ周辺でお昼食べて帰る、という感じで訪れるのにおすすめ。