おとうのオートノミー

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初めて地元で読書会を主催してみた

最近、初めて地元で知らない人と読書会を開催してみた。

これまでにも仲間内で読書会をやったことがあった。毎月課題図書を読んでくる形式で、12ヶ月で12冊ちょい続いたところで終わった。終わった理由は、メンバーの何人かが本を読んでこなくなったことで、コアメンバーの離脱が起こったこと。…それももう10年近く前の話になる。

その後スポット的に読書会に参加したこともあったが、子供が産まれて仕事も忙しくなるにつれて読書自体から離れていった。

時は経ち、コロナ禍があってそれも明けて、地元で何かしらコミュニティ活動的なものをやろうかと思ったときに、なんとなく手段として思いついたのが読書会だった。会社と家庭以外の人と喋りたいと思ったこと、地元の街は面白そうな人が住んでいそうなこと、経験上、読書会というのはそのための良いフィルターだろうと考えたことが背景だ。

地元にはそれなりに活発なFacebookグループ(参加者約1.4万人)があって、まずそこで呼びかけてみたら、70件くらいの「いいね」と10件強のコメントが反響としてあった。具体的にコメントくれた人を集めて、改めて10数人の別のFacebookグループを作り、調整さんで日程調整して、実際に読書会をこれまで2回実施した。これまでの延べ参加者は4人。母集団1.4万人のグループから選ばれし4名。そういうもんなのかわからないが、参加者はすべて女性だった。以下が直近開催した会で集まった人が持ち寄った本。

なるべく参加のハードルを下げるため、課題図書形式ではなく、参加者が最近気になった本を持ち寄り、それを紹介する形式にした。本の紹介、なぜその本を選んだのか、そこからの気付き、など聞いていくと、結果的に広義の自己紹介をする時間になってなかなか興味深いお話が聞けた。読書会で話す内容は本の中のテキストにこだわるべきか、参加者自身の話をしてもよいか、みたいな選択があるとすると、私は圧倒的に後者のスタンスだ。なのでこのスタイルはとても良かった。

実際に参加者の方からも、「会への参加後に本屋さんに寄ってみました」「朝から活性化する話ができてよかった(午前にやりました)」などのフィードバックをいただいた。何かのきっかけになったようで何より。

課題は会の継続性。全てが声掛け人である私のやる気にかかっている。かつ、日程調整がなかなかハードル高い。見ず知らずの人からなる10数人のグループが母集団で、ANDが取れる枠が読めないからだ。私も育児と仕事から来る時間への制約は大きい。20代であれば知らない人と合うために前のめりで調整していたが、自分も歳を重ねたのを感じた。

とはいえ、これまで2回、よくやりましたね、というお話でした。

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今週のお題「最近、初めて〇〇しました」