おとうのオートノミー

家を建てること、育児のことなど。

当ブログではアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を利用している記事があります

MENU

2023年に都内で家を建てる話 #4 〜値引き交渉の勘所〜

第二子出産を機に、都内で家を建てることにした人です。

前回は土地を見つけたところまで書きました。

auto-dad.net

今回は購入したい不動産に対し、指値を入れた値引き交渉について書きます。

価格交渉のポイント①:不動産購入はなるべく元付け業者と交渉する

元付業者 = 売り主から当該不動産の売却を依頼されている仲介業者のことです。元付業者は売り主の事情や交渉の勘所を押さえているため、価格交渉がスムーズになります。買付を入れる仲介業者は、お世話になった、とか、表面上の知識ではなく、ドライに元付けを探すべきと思います。

とはいえ我々の場合は元付業者の探し方が分からず、土地に建っていた看板で判断しました。あとからググると、いろいろとやり方はあるようです。

tonton-byoshi.com

上記のサイトでは、元付業者を表示してくれる不動産ジャパンと言うサイトを紹介しています。

www.fudousan.or.jp

価格交渉のポイント②:指値は坪単価基準で入れる

ネットで探すと「不動産購入時に価格交渉はよく行われる。その値引き率はN割ほどである。」という記載を見ます。ただしこの「N割の値引き」はフィーリングでは決められないと思います。

我々の場合は、周囲の同様の物件の(値引き等も含めた)最終的な売買価格から、同じエリアの実勢の坪単価を計算し、その単価基準で指値を入れました

具体的なイメージとしては、

売り主の提示価格の坪単価が220万円相当

周囲の売買履歴から算出される坪単価が200万円

である場合、

指値として坪単価190万円で入れて、最終的に198万円相当で落ち着いた、という感じです。

このような基準で指値を設定すると、指値に対して買い主からのカウンター提案を受けた場合も客観的に判断できます。ちなみに今回の我々の取引の場合、売り主は不動産の買付業者(つまりプロ)だったのですが、最終的に売り主が土地を仕入れた価格を下回る額(つまり売り主にとって赤字取引)で決着させることができました。

また、当該エリアの平均坪単価のデータ元とした周囲の物件の売買価格は、買付を入れたのとは別の不動産屋から入手しました。不動産屋は意外と様々なデータを持っているので、聞いてみると良いです。

--

(グループ参加してみました、クリックお願いします↓)