おとうのオートノミー

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ポジションに自分を当てはめていくということ

30代も終盤に差し掛かってきて、なんだかこのあたりで決めた今後のキャリアの大まかな方向性がこの先60歳くらいまでを左右しそうな予感がします。

私はこれまで、職場でもあまり自我を押さえずにやってきました。

普通サラリーマンやってると、空気を読んだり、自我よりチームワークを優先したりして、ある程度本音と建前を切り替えて、自分の出し方をコントロールするのが普通だと思います。ただ私は幸いなことに、それをそこまで意識せずともこれまでやってこれたということです。その結果「毒舌キャラ」と言われたり「謙虚さが大事だ」「相手に対するリスペクトを示せ」ということも言われてきました。

で、この度幸いなことに、今属している日系大手企業の幹部候補と見なされたことで、今後「この会社で部下を持ってやっていけそうか」をレビューされることになりました。ここで具体的に問われるのがまさに先述した「(部下を含む)相手に対するリスペクトを示し、円滑に各種調整を回していけるのか」です。

これまでこの会社で私が評価されてきたのは、立ち上げ期のプロジェクトを、同じく立ち上げ期が好きな中途入社や異動してきたメンバーと一緒に、迅速かつ合理的な意思決定で率いてきたからです。ところが今年度からのミッションは、この道5〜10年のベテラン勢を相手に、それより長い歴史を持つ商材の整理をしていくことになりました。まさに歴史ある相手へのリスペクトを示しながら、合理性だけではなく政治的な側面を含む舵取りをしながら方向性を示していく必要があります。

ここで大きく2つの方向性があると思います。

1つ目は、示されたポジションに対し、自分を当てはめていくこと。これはある程度自己変革をすることを意味します。

もう1つは、自分のこれまでの良さが活かせるポジションを探し求めること。これまでの経験に当てはめるならば、立ち上げ期のプロジェクトに内外から関わることや、合理性で意思決定できるポジションが当てはまるかと思います。

サラリーマンやっていく以上は、どこかの時点で自己変革が求められるのかも知れず、仮に後者を選んだところでどっかの時点で前者の課題にぶち当たるのかも知れません。しかしどのような自己変革を求められるのか、は、ポジションによって違うので、やはり一定のポジションの探索をすることは重要です。

その上で、少なくとも今年1年はそういう年だと割り切って、チームと歴史に対してリスペクトを表現することを心がけたい所存です。