おとうのオートノミー

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マツダCX-5検討の記録

MAZDA CX-5|グレード・価格 - ディーゼル/ガソリンラインナップ|マツダ

人生で初めて購入する車の検討のために、人生で初めてカーディーラーに行って色々と話を聞いてきたのでその備忘録。

背景:車に対する要望

  • 人数:家族4人(小柄な30代夫婦、乳幼児2名)
  • 用途:週末のレジャー(つまり必需品ではなく嗜好品)
  • 想定年間走行距離:2,000〜4,000km(週末ドライブ + たまに長距離)
  • 予算:300万円前後(贅沢品の位置づけなのでややシビアに設定)
  • その他
    • 4WDは不要
    • 荷室は大きいに越したことはない
    • マツダ車なら赤色

先に結論

我が家の要望的には、CX-5の20S Smart Edition (一番下のグレード) 2WD ガソリン車が良さそうです。ただし後述する理由で、今回は見送りになりそうです…。

全般的に、ディーラーの方の説明は消費者目線で好感は持てました。

CX-30かCX-5か?

マツダはほぼ同規模のSUVがたくさんありすぎてよくわからず、サイズ感的にCX-5とCX-30を検討車種としてディーラーに伝えていました。そしてディーラーとしては、家族4人ならCX-5を推してました。

  • 車両サイズや運転性があまり変わらない。それでいて価格差が大きくない(同じようなグレード設定で価格差が30〜40万円ほど)。家族構成的に迷ったら大きい方が良い。
  • 当然CX-5の方がやや大きいが、運転席の視点の高さが車両感覚の把握を補う。
  • 最大の差は室内空間の広さなので、家族連れには大きめの方が快適。

実際、マツダ車としてはCX-5が一番売れているとのこと。若干CX-5に寄せた営業トークでしたが、言われてみるとCX-30はDINKSやシングル、または子供が巣立った後の夫婦などをターゲットにしているのかな?と思いました。

エンジンはガソリンかディーゼルか?

一般的にマツダ車はディーゼルの方が40万円ほど高く、それを燃費差で回収しようと思うと相当な距離を乗る必要があり(年間1万km以下なら数十年オーダー)、これを考慮するとガソリン車一択とのこと。

マツダのガソリン or ディーゼルは、他社でいうガソリン車(初期投資安いが燃費悪め) or ハイブリッド・EV(初期投資高いが燃費良い)という選択と同等なものと理解しました。

マツダ車はエンジン名称が分かりづらく(Skyactive-なんちゃら)、Webだけでは分かりづらかったので、ここの明瞭な理解が得られたのはディーラー行って良かったことでした。

CX-5はSmart EditionとBlack Tone Editionどちらのグレードか?

ディーラーとしては下から2番目のBlack Tone Edition推しでした。ただ帰ってから我が家の要望を整理すると、Smart Editionで必要十分だよね、となりました。Smart Editionにはなくて、Black Tone Editionにある主要な機能差は以下のとおりです。そしてグレード間の価格差は約30万円強です。

  • 運転者用の機能
    • CTS(クルーズモード時のハンドル支援)
    • ナビディスプレイの大型化(8.8インチ→10.25インチ)
    • 運転席の位置調整の電動化
    • 運転席のシートヒーター
  • 乗客全員に関わる機能
    • シート材質がクロス→合皮になる
    • パワーリフトゲート(リヤドアの自動開閉)
    • CarPlayの接続が有線のみ→無線接続可能になる

…いずれも週末ドライバーとしては微々たるものかなと思いました。

CX-5は2023年時点で6個くらいのグレードがあり、これもWebだけだと差が分かりづらかったので、これもディーラー行ってよかったことでした(むしろあえて分かりづらくしている?)。

最低限必要そうなオプションは?

全般的に、サードパーティの修理屋さんとかで後付けする手もあるでしょうが、あまり知識も調べるモチベーションもないので純正オプションで良いかなと。

先進安全機能は全てのグレードにデフォルトでついている

スマートブレーキサポート、クルーズモード、ブライドスポットモニタリング、360°モニターなど、思いつく安全機能は全グレード標準装備なのが最近らしさを感じます。

唯一グレード間の差であるCTS(クルージング&トラフィック・サポート)とは何か?

以下の記事によると、全車標準装備はレーンアシストシステム(LAS:レーン逸脱時の補助)のみだが、CTSは積極的なハンドル操作支援をしてくれるシステムとのこと。

このボタンを押したらこうなります! 「MRCC・CTS」編 | MAZDA BLOG

フロアマット

フロアマットってオプション品なんですね。知らなかった。純正品の方がバチッとハマるし、汚れる前から付けといたほうが良いとのこと。

ナビ用SDカードアドバンス2

SDカードと書いてありますが、車載のナビのことです。これがないと純正ナビが使えない。正直マツダの純正ナビとGoogle mapのどちらが良いか感覚がわからないので、実際の購入前にカーシェアとかで比較したほうが良いかも。

前後方ドラレコ

あおり運転対策。

ETC車載器

ETC2.0の必要性は、いろいろ見たけどよくわかりませんでした。2023年下旬現在では、ETC2.0の直接的なメリットである高速の割引とか一時退出とかに対応してるのはごく一部らしいので。

ETC2.0について:便利なETC2.0│ETC総合情報ポータルサイト

その他諸々の保証・サポートなど

延長保証とか、メンテサポートとかは一通りつけておきたい。

検討結果

CX-5は非常に格好良い車であるものの、少なくとも今買う車としてはややミスマッチでした。

  • やや予算オーバー
    • CX-5の20S Smart Editionで上記のオプション品つけて税込約340万円で、ざっくり置いた300万円という予算に対してややオーバーでした。
  •  子供が小さいのでやはりミニバンタイプ(スライドドア付き)が良い
    • スライドドア車がないマツダディーラーに行ってこの感想は身も蓋もないですが、改めて内装含めて実車を見て、マツダ車は子連れで使い倒す、というよりは、分別ついた大人向けの雰囲気があるなと感じました。マツダ車を持つなら、子供が大きくなってからかな。