おとうのオートノミー

家を建てること、育児のことなど。

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無敵感を感じた1ヶ月の海外出張の話

これまでの人生の中で最も無敵感を感じたのは、1ヶ月ほぼ何もしなかった海外出張でした。人間誰しも、思い悩んだら1ヶ月くらい仕事を休んで、気候の良い所のホテルで暮らすと、自ずと道は開けると思います。

この1ヶ月間に再現性を持たせるために、これがなぜ良かったか言語化を試みます。

何があって何がなかったか

責任と人間関係がなかった

この1ヶ月は、仕事をしに行ったはずなのですが、現地で自社の責任ではないところでトラブルが発生し、ほぼ仕事がない状態(お目付け役的な立場)でずっと過ごしていました。煩わしい人間関係やその調整がなかったのは大きいと思います。

生活感もなかった

ホテル暮らしだったので、掃除の必要がありませんでした。朝食→通勤→仕事→帰宅→自由時間→夕食→自由時間→就寝、と、非常にシンプルなルーティーンの生活でした。帰国後、自分の部屋が片付いていないのにストレスを感じ、ものすごい勢いで片付けを始めたのを覚えています。

生活のリズムを維持できる要素があった

ランニング、自炊、通勤時の運転など、要所要所で自分の生活のリズムを組み立てる時間はありました。自炊は工夫の余地が色々あって、ステーキ肉の選び方から適度な焼き方を身につけるいい機会になりました。通勤はマニュアル車で、あまり渋滞のない15分くらいの道のりの運転が非常に心地よかったです。

パソコンとインターネットはあった

プライベートのパソコンを持っていっていたので、気になることを調べて、簡単なコードを書いて遊んでいました。ただ休みの日もずっとパソコンとにらめっこしていたか、というと、適当に観光もしながら過ごしていました。

今後に活かすために

無敵感を感じるとはどういうことか

無敵感を感じるとは、万能感に包まれるというか、自分には何でもできる!という前向きな気持ちに包まれて、非常に気持ちよく感じることです。

逆に言うと、明日やらねばならない細かいタスクからは開放され、自身がやることを全て自身で決められる状態を指します。この状態で決めたことは、個人的な中長期のタスクとして適切なものであるような気がします。

この状態に至るためには、明日やるタスクを完全に忘れるために、生活感をなくす、今日明日という時間軸での人間との調整事項をなくす、あたりがポイントであるようです。

無敵感を感じる休みとするための要素

  • 最低でも1週間くらいの時間をとる。子供がいるとこのハードルが一番高いかもしれない。
  • 定宿を見つけ、そこにこもる。できれば食事を一人で食べても居心地が良いことが条件。
  • 宿の近くにはランニングなり、何かしらの運動をできる場所があること。
  • 宿の中にコワーキングスペース的な、作業に適したスペースがあること。
  • 宿の近くに食事の選択肢が複数あること。

改めて書き出してみると、なかなかこういう観点で宿を見たことがなかったので、あまりこれまでの経験が役に立たないことに気づきました。一時の流行りかと思われていたワーケーション用の宿が、この要素にはハマるのかもしれません。