おとうのオートノミー

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加湿器を使わずに就寝中の潤いをキープした方法

家族で風邪をひいたことをきっかけに、家の湿度を見直した以下の記事の続きです。この記事では、絶対湿度の重要性と、その測り方、そして加湿器の選択肢をまとめました。

auto-dad.net

ところが我が家では、いくら経っても納得のいく加湿器の置き方を思いつきません。加湿器って部屋の中央に置かざるを得ないし、コード必須だし、大きいし。

で、とりあえず試しているのが「夜に洗濯物を室内干しする」という方法。これがどれだけ効くのかというと…

これ、20時頃に洗濯物を干した後のSwitchbot温湿度計のデータです。如実に湿度が上がっています。

洗濯物を室内干しするというのは、原理的には気化式加湿器と同じ方法です。シンプルな割に非常に効果的。

1週間試した際の結果がこちら。

8g/m^3がインフルエンザウィルスが蔓延しないためのボトムラインなので、少なくとも洗濯物を干している夜間はこの基準を満たしていることがわかります。妻からも「目覚めた際の喉の乾き感が改善された」とのコメントを頂戴しました。朝になってカラカラに乾いた洗濯物を見ると、改めて「なんて乾いた環境で寝ていたんだろう」と思います。

デメリットは見た目が悪いこと。ただ寝ている間ならお客さんが来ることもないし、自分からも見えないのでまぁ良いのでは、と思っています。

もう一つは、夜半を過ぎると洗濯物が乾き始め、同時に湿度もだんだん下がっていくこと。このへんのコントロールはやはり難しいです。これをやり始めてから、洗濯物を見る目が「こいつ、どれだけ水蒸気を出すか」を見定めに変わりました。バスタオルは強力なアイテムですが、1時間くらい乾燥機にかけてから干さないとパリパリになってしまいます。

環境の改善がデータでできるのはとても良いです。買ってよかったSwitchbot。