おとうのオートノミー

家を建てること、育児のことなど。

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家を建てる話#8 狭い土地ではハウスメーカーだと難しい

注文住宅で戸建てを建てる際に問題になる、ハウスメーカーか、設計事務所に頼むか、という問題です。

今回我々が購入した土地は、土地面積で88平米(26.5坪)、予算・建築条件的な制約から、延べ床面積は27〜28坪程度の想定。都内ではこれでも十分な広さですが、決して広いとは言えません。

結論として、我々は設計事務所に頼むことにしました。端的な理由としては、狭い建物であるからこそ、プロに頼んだ方が間取りパズルがきちっとハマるからです。

ハウスメーカーの難しさ

最初は前から興味のあったハウスメーカーに相談していました。しかし打ち合わせを重ねれば重ねるほど、部屋の配置が迷子になっていきました。

ハウスメーカーの注文住宅は、基本的に施主が間取りを提案し、ハウスメーカー側がそれに対するアドバイスや、構造・法規制的な制約を指摘して回避策を相談する、という流れです。つまり注文、とは言うものの、ほぼ自分で設計する感じです。

狭い家だと、必然的に間取りの配置は難しい。大まかなゾーニングを決められたとしても、収納など細部を詰めていくと色々と粗が見えてきます。この配置も無理か…と、打ち合わせのたびに現実に引き戻される感覚がありました。

設計事務所のメリット

設計事務所とのお付き合いは、大まかな要望を伝えると事務所側から設計の提案が返ってくる、というやり取りを複数回重ねて設計を詳細化させていく進め方です。

我々は、今回先行してハウスメーカーに相談し、途中から複数の設計事務所にも並行して相談を開始しました。設計事務所から、施主側の要望を汲み取ってくれた提案を受けると、一気に目の前が開ける感覚があります

また、いわゆる「中間領域」「たまり」など、xLDKの枠に収まらない間取りを作りやすいことも設計事務所のメリットです。

いずれにせよ役立つ間取りコンサル

誰が設計やるにしても、自分たちの生活を間取りに落とし込む作業は共通して発生します。世の中便利なもので、このプロセス専属の強みを持つ方もいらっしゃいます。

以下のブログの坂口さんはその一人で、大まかなモノの大きさを型紙化した「自己チェックシート」は設計事務所と設計を進める中でも活用しています。

ameblo.jp

 

今はようやく設計事務所を決めて、基本設計が始まったところ。大まかなゾーニングは納得いくものになったので、これから楽しく設計を詰めていければと思います。