おとうのオートノミー

家を建てること、育児のことなど。

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着工した

ソメイヨシノの開花とともに新居に着工しました。土地の契約したのがつい先日のように感じます(本当は半年以上前)。写真あげたいけど場所バレ防ぐためにあげません。

地鎮祭はやらなかったので、地縄確認から極めて事務的に現場作業がはじまりました。設計士の方、そして現場監督の方と一緒に近所挨拶に回ったのが、最もイベント感あった瞬間でした。ご挨拶した6世帯中、クセが強いのは1人だけで、上品な方や子育て世代が多かったのは良かったです。

家の発注先とともに間取りを決めるまでめちゃめちゃ悩んだ印象が大きく、設計士の決定とともに間取りがほぼ固まったあとは各種設備の選択が主な作業だったので(これはこれで細部に妻がとても気を遣って検討してくれていたものの)、相談し始めてから着工まではあっという間の印象でした。

ただ振り返ってみると、設計士さんと交わしたメールスレッドは22件、メール件数でいうと往復150通くらいやりとりしてます。Google Driveにも以下の通りフォルダが並びました。

家の設計にあたりGoogle Driveに作ったフォルダ達

外構や、現場合わせで何とかなる細部は今後も調整できる余地ありますが、あとは基本的にインテリアや引越しのことを考えつつ建設過程を見ていくフェーズなのかなと思います。

土地価格がかなり高かったのと、ベストな条件ではなかったので買うまで逡巡がありましたが、今の市況や、狙ってたエリアでその後出てきた物件などを継続フォローしつつ振り返って見ると、悪くない買い物だったのだと思います。

良い家にしよう。

家の設備で沼っているところ(ブラインドとホームシアター)

家を建てるにあたり、家自体に付随していろいろな設備を導入することになります。これらは家自体と異なり建築家にコンサルを依頼できないので、基本的に施主が自分たちで決めることになります。このうち比較的高額になる設備について悩み始めました。

ブラインド

妻が見つけてきたこの人の動画を見て勉強中です。

ハニカムスクリーンは断熱性能高いのでサイコー、と思ってましたが、思わぬ落とし穴があることもわかりました。現居はニチベイのスクリーン使ってますが、TOSOのバーティカルブラインド要チェックです。


www.youtube.com

ホームシアター

現在ポップインアラジンを使っており、次の家でもプロジェクターをテレビ代わりに使う事を考えています。で、プロジェクターは先行して色々見て夢を膨らませていました。

auto-dad.net

ところが検討が抜けていたのはオーディオシステム。

プロジェクター側にもそれなりなスピーカーは内蔵されているようだし、ポップインアラジン単体でもまぁ楽しく音は聴けているのでまぁいっか、と思っていましたが、いざ家電屋さんでJMGOのプロジェクターを触ったら、やはりプロジェクター1点から音が出るのでは物足りないと思ってしまいました。どうせやるなら5.1chサラウンドほしい…!

ただこれに気づいたのは工事請負契約後。オーディオ配線を隠蔽する配管作業の要望が間に合うかわかりません。

専門書?を読みながら色々調べていると、SONYから完全ワイヤレスで5.1chサラウンドできるスピーカーが出ているのを見つけました。

(↓専門書。世の中にはいろんな世界があるものですね)

これで行けるのか、はたまた配管埋め込んで良さげなスピーカーを有線でつなぐシステム作るのか(こっちの方が無線干渉がない分安定しそう)、もう少し検討します。
良さげなスピーカーとして白羽の矢が立ったのがこちら、デンソーテン製のECLIPSE TH307のサブウーファー付き5.1chサラウンドパッケージ。別途アンプが必要ですが、スピーカー自体がコンパクトでデザインよく高性能なのがポイント高いです。

参考文献:

東京で家を建てるときの助成金(令和5年)

東京都で家を建てることにしたのですが、様々な助成金があります。他の都道府県に比べて圧倒的なレベルかと。ただ、土地が高いのですが。

東京ゼロエミ住宅

www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp

高気密・高断熱の水準3というレベルをクリアすると210万円。

太陽光発電に対しては10万円/kWh。試しに4kWh付けると40万円。

蓄電池をつけると機器代の3/4を助成。試しに6.6kWh付けると99万円が上限。

V2Hをつけると機器代の1/2(上限50万円)、EV/PHEVを持っていると10/10で上限100万円。

併用可能な国の助成金

ゼロエミと併用可能な補助金にこちらがあります。

kosodate-ecohome.mlit.go.jp

これは東京都ではなく国(国交省)の施策。子育て世帯の長期優良住宅に対しては100万円の助成。

これ以外にも国の施策として、EV/PHEVの購入やV2H設備の設置に対しては国からも助成金が出ます(令和5年度にて一旦終了済み)。

www.cev-pc.or.jp

 

つまり東京で子育て世帯が高性能住宅を建てると、設備や条件によりますが〜500万円程度の助成金がもらえることになります。助成金の申請等はやや大変ですが、長持ちして耐災害性の高い家を建てるいいインセンティブになっていると思います。

我が家はこれらをフル活用し、長期優良住宅、太陽光&蓄電池&V2H(しかもトライブリッドパワコン)という、現時点で想定されるてんこ盛りの設定にする予定です。

先行配管だけ通して本当にあとからV2H化するのか

太陽光付きの戸建住宅の計画にあたり、PHEV x V2H(プラグインハイブリッド車とVehicle to Home: 車から家に電気を供給する設備)は将来いつか導入したいと考えていた。しかし新居の見積を詰める中で、竣工当初からV2Hを設置する方針に急遽変更した。記録のためにも、心境の変化をまとめた。

※本コンテンツは東京都の助成金に関する内容が多いので、東京都以外の方にはあまり参考にならないかもしれない。

そもそも都内在住で車が必要か

必須かと言われると必須ではない。我が家は以下のマップでも真っ青(全然車いらないゾーン)に位置する。合理的に考えたらカーシェアで良い。

togetter.com

しかし子育て家庭において、車があると行く場所の選択肢が広がり、子連れお出かけ全般のハードルが下がる。隣県の実家への帰省の頻度も上がるでしょう。

ということで、次の家で駐車場が確保でき、車の維持費が下がることを前提に、何らか車を持つことは考えていた。

太陽光付きの家とEV/PHEVの相性の良さ

新居に太陽光を入れることは計画当初から決めていた。そして太陽光付きの家とEV/PHEVは以下の観点で相性が良い。

システム面

太陽光で発電した電力を車に充電して走ることで、車のランニング費を限りなく押さえられる。また車に搭載されている大規模電池を家庭用蓄電池とみなし、車から電力を家に戻す「V2H」を活用することで、耐災害性の向上や、日々の電気代の節約も期待される。

助成金

ランニングコストが下がる一方で、太陽光、V2H、そしてEV/PHEVの導入費用は高い。そこで今、それらの導入に対して国と自治体からかなりの額の助成金が出ている。まさに今、これらの機器が普及してコストが下がるかどうか、というはざまにいる。

あとからV2H導入はしないのでは

当初の計画では、EV/PHEV給電&V2H用の配管だけ家に通しておいて、EV/PHEVの導入は後から時期を見て行う方向で考えていた。理由としては、後述する通り現段階ではガソリン車のほうがトータルで見たときにコストを安く押さえられること、割と黎明期だと認識している現状のV2H方式が今後どれだけ変化するか予測できないこと、などがある。

しかし、あとからV2H化するのは、自動車の買い替え費も加味すると数百万円の出費になる。おそらくガソリン車にも慣れちゃっており、これはこれで結構難しい決断になる。

今なら助成金もたくさん出るし、高額出費は家を建てるタイミングに全てまとめてしまったほうが心理的にも楽なのではないか、と考え、新居の竣工時点からPHEVとV2Hを揃えることにした。

EVは時期尚早・PHEVはバランスよし

EVはまだ全国的なインフラも十分整っているとは言えない。お出かけ先が充電スポットに制約されるのも計画立てづらい。そして助成金が出たとてEVはまだ高い。うちのお財布では軽EV(日産サクラ/三菱ekクロスEV)しか手が出ない。しかし軽自動車は家族でのお出かけにやや心もとない。

PHEVはこの点、ガソリンエンジンも載っているのでお出かけに対してドラスティックに考え方を変えなくて良い。走り心地や燃費の面でも、モーター走行とV2Hのいいとこ取りができる。予算的にも、助成金も加味して探せば手が届く範疇の車が1車種だけあり、これが結構カッコよかったのでこの方針で行こうとなった。

現時点で合理的に考えたらガソリン車が強い

とはいえPHEVも以下3点の理由で現時点でガソリン車に劣る。

購入費の安さ

助成金をもらったとて、PHEV/EVは初期費用が高い。ガソリン車とハイブリッド車がラインナップされている車種で、相当な距離を走らない限りライフサイクル全体のコストパフォーマンスでハイブリッド車がガソリン車に勝ることはない。同様に、いくら自宅の太陽光から充電できたとて、太陽光などの設備導入費を加味するとEV/PHEVの導入費の元は取れない。

EV/PHEVのリセールバリューの弱さ

リセールバリューは様々な要素によって左右されるが、大容量バッテリーを積んでいるEV/PHEVのバッテリーの劣化がバリューの弱さにつながる模様。印象的に、仮に同クラスのガソリン車の5年後リセールバリューが60-70%なのに対し、PHEVであれば30-50%とかになる印象。

EV/PHEVは本当にエコなのか

開発コスト・廃棄コストまで考慮に入れたときに、ガソリン車に対してEV/PHEVが本当にエコなのか、と問われると私は判断つかない。

まとめ:防災性と先進的なシステムを楽しむ

2024年の現時点で、PHEVとV2Hを導入するというのは、決して経済的に合理的な選択ではなく、あくまで考え方として耐災害性に重きを置いたり、PHEVのモーターの加速感を好んで導入する、ということ。

(じゃあPHEVの20kWh弱の電力で救われる災害のシーンってなんだ、と言われると、これも確たる事は言えない。梅雨で自家太陽光発電できない時期に大規模停電を伴う災害に見舞われたときとかかなぁ)

補足:東京都における関連の助成金

東京都はいわゆるゼロエミ関係の助成金が豊富な方だと思う。どれもクールネット東京こ東京都地球温暖化防止活動推進センターが運営している。いずれも年度単位の助成金であり、年度ごとの予算上限がある点に注意。

また、以下に記載した全ての助成金をフル活用するには、助成金間に絶妙な依存関係があるため、以下の順で各機器の導入や助成金の申請を進める必要がある。

V2H抜き・太陽光付きの家の竣工
 ↓
PHEV車の納車 → ※①PHEV助成金申請
 ↓
V2H機器の設置 → ※②V2H助成金申請

※①PHEV車購入の助成金申請の前に太陽光付きの家ができていることが必要(参照先:クール・ネット東京 :東京都地球温暖化防止活動推進センター | 「令和5年度 ZEVの車両購入補助金(各メーカーの上乗せ補助額)のお知らせ」

※②V2H機器の助成のためにはPHEV車の登録場所がV2H設置場所と同じであることが必要(参照先:クール・ネット東京 :東京都地球温暖化防止活動推進センター | 「【令和5年度】戸建住宅におけるV2H普及促進事業 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」

東京ゼロエミ住宅

高気密・高断熱の高性能住宅を対象に、①建物自体、②太陽光機器、③蓄電池、④V2Hのそれぞれについて助成金が出る仕組み。

クール・ネット東京 :東京都地球温暖化防止活動推進センター | 「令和5年度東京ゼロエミ住宅導入促進事業」

PHEV・EV購入助成

PHEVなら、国から最大から55万円、東京都から最大70万円、合計125万円が支給される。この助成金は国も都もある程度助成金に余裕がある感じ。

国:R4年度補正・R5年度CEV補助金のご案内_CEV補助金_CEVの補助金交付を行う次世代自動車振興センター

東京都:クール・ネット東京 :東京都地球温暖化防止活動推進センター | 「FCV・EV・PHEV車両(燃料電池自動車等の普及促進事業・電気自動車等の普及促進事業)」

V2H機器

国から一定金額、都からは、自宅に2kW以上の太陽光設備がある場合は100万円を上限として、それぞれ助成金が出る。ただしこの国の助成金は毎年早々に予算切れになっている印象。

国:令和4年度補正・令和5年度補助金(V2H充放電設備)_一般社団法人次世代自動車振興センター

東京都:クール・ネット東京 :東京都地球温暖化防止活動推進センター | 「【令和5年度】戸建住宅におけるV2H普及促進事業 災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」

乾太くん専用の給気は不要、ただし第三種換気があれば

乾太くん設置について色々調べる中で、「乾太くんの設置の際、給気の観点から換気扇の考慮が必要!」という記事を見つけました。

乾太くんはガスを燃焼させる

ガスの燃焼に必要な空気の理論量を計算すると膨大な体積になる

ちゃんと乾太くんを使うためには給気の設計が必要

というロジックです。

ただ一方で、そんな事まったく考えず設置した乾太くんが各所でもてはやされています。給気の設計は不要なのかどうなのか。設計士さんに相談しました。

以下が具体的な懸念を示す記事です。

第35回 乾太くんの必要給気量 - さいたま市で藤島建設さんと高気密高断熱住宅を作る!

ガス衣類乾燥機には専用の給気が必要 その1 - CACICOブログ

これらが懸念してる「換気量の足りない換気扇」は、おそらく第一種換気の高性能な換気扇を想定してます。

一方で、我が家を含め一般的に、乾太くんを設置する洗面所・脱衣所には第三種換気が設置されます。第三種換気は換気量が大きいため、あまりむずかしいこと考えなくて良い、というのが設計士さんと話した結論でした。

オール電化住宅に乾太くんを入れるためにガス引くか問題

この記事ではオール電化 × 太陽光の家に乾太くんを入れるか問題」を取り上げます。

オール電化住宅において、ガスを使う乾太くんはシステム的に相性が悪いです。一方で乾太くんは、共働き家庭で必ず導入を検討するアイテムです。今後、太陽光を始めとしたゼロエミ系への補助金を始め、オール電化住宅は増えると思われるので、同じ悩みを抱える方は意外と多いのではないかと思います。

私はこの問題に、新居となる注文住宅の基本設計の終盤、初回見積もりの減額調整の段階で直面しました。悩んだことを整理します。

【悩み1】乾太くんのためだけにガス工事をするか

オール電化住宅、つまりキッチンはIHコンロ、湯沸かしはエコキュートを使うような家では、ガスを使いません。すなわちガス管を引きません。

しかし乾太くんだけは別です。オール電化住宅に乾太くんを導入する場合、このためだけにお金をかけてガス工事をするか、という悩みが生じます。我が家の場合、ガス工事代金は20万円強でした。

【悩み2】乾太くんのためだけにガス料金を払うか

太陽光発電と蓄電池を伴うオール電化住宅は、上手く自家消費すれば電気代を限りなく低く抑えられます。一方で、乾太くんに使うガスはガス会社から購入する必要があります。

一般的に、乾太くんにかかるガス代は稼働時間 [分] × 1円と言われています(都市ガスの場合)。1回あたりの乾燥時間が60分、毎日乾燥したとすると、1ヶ月で1,800円。また、乾太くんが消費するガス量は1ヶ月で〜20m^3なので、我が家が契約しているガス会社の基本料だと800円/月。

つまり月間2,600円、年間31,200円の乾太くんサブスク料を払うのか、という悩みが生じます。

(参考文献)

ガス衣類乾燥機のコストについて解説|ガス衣類乾燥機の取替・交換工事なら住設ドットコム

電気乾燥機に比べた乾太くんのメリットは2点だけ

20万円強の初期投資(機器代別)と、年間3万円強のランニングコストをかけて導入する乾太くん。オール電化住宅における対抗馬は電気式衣類乾燥機になります。

例としてパナソニックのNH-D605。この子は乾太くんとほぼ同じことができるのに、プラスアルファの初期投資もランニングコストも発生しません。

panasonic.jp

(なおここではドラム式の洗濯乾燥機は触れません。経験上、ドラム式は数年で乾燥機能が劣化するので、縦型の洗濯機と独立した乾燥機を考えています。)

乾太くんに対する信仰心をかなぐり捨てて、冷静に両者の差を見極めると、以下の2点に集約されます。

乾燥時間が3時間→1時間に短縮される

同じ乾燥容量6kgで比較した場合、電気式衣類乾燥機が3時間強かかるのに対し、乾太くんは1時間で仕上げます。洗濯・乾燥は毎日するとして、この2時間/日(回)の時短にどれだけの投資をするか、という判断になります。

室内への排熱が少ない

使い勝手面の最大の差は、両者の排熱方法の差にあります。

乾太くんは、設置時に専用の排気口を設け、乾燥時に発生した熱は屋外に出します。そのため乾燥時も設置場所は快適です。

排気口の断面図(リンナイHPより

一方で電気式の衣類乾燥機は、そのまま屋内に排熱します。経験者いわく「浴室衣類乾燥機をかけた、ムワッとした浴室の感じ」になるそうです。

この、乾燥時の設置場所の快適さも差になります。

なお電気式を擁護すると、電気式も湿気は内部で凝結させ、排水ホースを伝って逃がすようにしているので、湿気はそこまで出ないと思われます。仕組み上は通常のドラム式洗濯乾燥機と同様です。

その他マイナーなポイント

6kgより大きな乾燥容量があるのは乾太くんだけ

見逃せない差として、絶対的な乾燥容量の差があります。電気式にはなくて唯一乾太くんにのみ、9kgの衣類を乾燥できるモデルがあります。

rinnai.jp

電気式衣類乾燥機の方が機器代が安い

先述した9kgの乾太くんは、現在最安値が約14万円。

一方でパナの電気式乾燥機は、約8万円。

両者の間には6万円の価格差があります。先述したガス工事費と合わせると、乾太くん導入にかかるコスト増は、ざっくり30万円弱になるかと。

乾太くん愛コメントは多い

SNSで知人にこの件を相談したところ、乾太くん愛コメントが多く寄せられました。

時短は楽であるものの子どもによる説

夜に回すんであれば変わらないんじゃないか説

電気式とガス式を両方使った上で電気には戻れなくなってしまった人

結局どうするのが良いか

一般的に言って、乾太くんを導入できるのであればそれに越したことはありません。

しかしオール電化 × 太陽光住宅においては、初期投資(30万円弱の増加)&ランニングコスト(年間3万円強)に対する見極めが必要になります。ざっくりまとめると以下の費用対効果をどう判断するか、だと思います。

乾太くんが向いている人

  • 時短のためには投資を惜しまない人
  • 子供が服を汚すなどして毎日複数回の乾燥をする人
  • 一度に大容量を乾燥したい人

電気式で良い人

  • 夜間に乾燥するなど、1回3時間強の乾燥時間をマネジメントできる人
  • オール電化 × 太陽光のシステム的な美しさを大事にする人
  • コストを抑えたい人

我が家がどうするかは追って決まったら書こうかと。

TOTOシンラの肩楽湯・腰楽湯を体験する場所がない問題

都内で注文住宅を建てている父親です。ようやく基本設計が終盤に差し掛かり、金額とにらめっこしながら諸々の微調整をしています。

金額調整に比較的大きく効いてくるのがお風呂のグレード。今回はTOTOのユニットバスを採用することは決まっていて、その上で上位グレードについている「楽湯(肩楽湯・腰楽湯)」をつけるかどうか悩んでいます。

jp.toto.com

金額にして数十万円するこのオプションですが、決定打に欠けているのは「実際に楽湯を体験できる機会がないこと」。気合い入れて設置して、いざ体験したら1週間で飽きたとか嫌じゃないですか。だから決める前に実際に体験したいと思いました。

しかし、設計事務所工務店経由でメーカーに問い合わせましたが、施主が体験できる施設となるとありませんでした。

TOTOショールーム

コロナ禍の名残か、吐水に手を触れることすらNGでした。ショールーム自体は行って良かったです。

ショールーム以外のTOTO施設

ネット上を検索すると、過去に千葉にある工場で施主も入浴体験ができるっぽいことを書いている方がいました。ただ、少なくとも2024年初頭の今、この工場で入浴体験ができるのは工務店の社員に限られるとのことでした。

また、TOTOフォレスト東富士という施設もあります。昔は一般客の宿泊も受け入れていたが、現在はTOTO社員のみ宿泊可能とのこと。

ホテルなどの宿泊施設

TOTOのユニットバスを客室に採用しているホテルなどに宿泊するパターンです。現状、施主が入浴を試せる唯一の方法がこれみたいです。

ただし、色々探しましたが、首都圏には該当する宿泊施設がありませんでした。

まず、TOTOはどこのホテルに該当するユニットバスを納めているか教えてくれません。ショールームの営業員に聞きましたがダメでした。なのでWeb検索に頼ることになります。

TOTOシーウィンド淡路島

www.seawind-awaji.jp

安藤忠雄建築、淡路島にあるリゾートホテルです。これのメゾネットタイプの部屋に楽湯が導入されているそうです。

秋田温泉プラザ

www.akitaonsen.co.jp

お風呂付ロフトルーム「青松」に肩楽湯・腰楽湯が導入されている、とあります。

尾道帆聲

 www.onomichi-hansei.com

デザイナーズトリプル・ダブル・ガーデンツインに楽湯導入済み、とあります。

世の中の人は楽湯をノールックで導入決定している

わかりますかこの楽湯を体験する機会のなさ。ホテルはいずれも地方のいいグレードの宿ばかりだし、これを体験しに行くお金でオプションいくつかつけられるじゃん、という話です。

楽湯を導入する人は、体験して吟味することを必須としない、ある程度お金に余裕のある方なのだろうな、と思った次第でした。