都内で注文住宅を建てている父親です。ようやく基本設計が終盤に差し掛かり、金額とにらめっこしながら諸々の微調整をしています。
金額調整に比較的大きく効いてくるのがお風呂のグレード。今回はTOTOのユニットバスを採用することは決まっていて、その上で上位グレードについている「楽湯(肩楽湯・腰楽湯)」をつけるかどうか悩んでいます。
金額にして数十万円するこのオプションですが、決定打に欠けているのは「実際に楽湯を体験できる機会がないこと」。気合い入れて設置して、いざ体験したら1週間で飽きたとか嫌じゃないですか。だから決める前に実際に体験したいと思いました。
しかし、設計事務所〜工務店経由でメーカーに問い合わせましたが、施主が体験できる施設となるとありませんでした。
TOTOショールーム
コロナ禍の名残か、吐水に手を触れることすらNGでした。ショールーム自体は行って良かったです。
ショールーム以外のTOTO施設
ネット上を検索すると、過去に千葉にある工場で施主も入浴体験ができるっぽいことを書いている方がいました。ただ、少なくとも2024年初頭の今、この工場で入浴体験ができるのは工務店の社員に限られるとのことでした。
また、TOTOフォレスト東富士という施設もあります。昔は一般客の宿泊も受け入れていたが、現在はTOTO社員のみ宿泊可能とのこと。
ホテルなどの宿泊施設
TOTOのユニットバスを客室に採用しているホテルなどに宿泊するパターンです。現状、施主が入浴を試せる唯一の方法がこれみたいです。
ただし、色々探しましたが、首都圏には該当する宿泊施設がありませんでした。
まず、TOTOはどこのホテルに該当するユニットバスを納めているか教えてくれません。ショールームの営業員に聞きましたがダメでした。なのでWeb検索に頼ることになります。
TOTOシーウィンド淡路島
安藤忠雄建築、淡路島にあるリゾートホテルです。これのメゾネットタイプの部屋に楽湯が導入されているそうです。
秋田温泉プラザ
お風呂付ロフトルーム「青松」に肩楽湯・腰楽湯が導入されている、とあります。
尾道帆聲
デザイナーズトリプル・ダブル・ガーデンツインに楽湯導入済み、とあります。
世の中の人は楽湯をノールックで導入決定している
わかりますかこの楽湯を体験する機会のなさ。ホテルはいずれも地方のいいグレードの宿ばかりだし、これを体験しに行くお金でオプションいくつかつけられるじゃん、という話です。
楽湯を導入する人は、体験して吟味することを必須としない、ある程度お金に余裕のある方なのだろうな、と思った次第でした。
(2024/07/16追記)結局楽湯、ノールックでつけることにしました。