おとうのオートノミー

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結婚までの経緯は大体Facebookメッセンジャーに残ってる

お題「夫婦の馴れ初めを教えて下さい。参考にしますので(笑)」

 

妻と出会ったのは2014年の花見だった。ノリがスラックラインを持ってきて、中本がいつもどおり酔いつぶれて、という、友達が友達を呼ぶ気兼ねないパーティ。確か30人くらい集まった。

20代後半だった僕は、友人を招いていろいろなイベントを企画することにハマっていた。この頃のことを後から振り返ると、これは広義の婚活だったんだと思う。

そんな流れで、妻との最初のやり取りは、僕が花見のその日に誘った次のイベントへのお断りのご挨拶。

次のやり取りは約2ヶ月後。これもまたイベントのお断りのご挨拶(妻、丁寧なのよね)。ちょうど僕が企画した日程は、妻が2年間の留学をするために渡米するから行けないや…という流れ。

渡米?留学?なんか面白そうじゃん、くらいなノリでご飯に誘い、新宿でカレー食べて(第一希望のもうやんカレーは土曜日が定休日だった)、そのまま妻のメガネを見繕い、なんだか楽しく解散した。

その後はなんだかトントン拍子に仲良くなった。そしてあっという間にやってくる妻の渡米の日。

渡米前日は、妻を見送りに遠くからやって来た、後の義父母(僕と義父母はこれが初対面)と一緒にご飯食べて、そのまま義父母と僕らはホテルの隣の部屋に泊まった。「じゃ、おやすみなさい」と言って、どこの馬の骨ともわからない僕と娘を隣の部屋に送り出す義父母はなかなかなものだと思った。

記憶が定かじゃないけど、確か渡米ギリギリまで僕らの関係は「付き合ってる」とかちゃんとしたものじゃなかった。ただ妻からは「私と付き合うなら32歳までに子供ができるつもりでいることが前提だ」と明瞭に伝えられていた。そして成田空港で、いわさきちひろの結婚誓約書に刺激されて以下のような文書を交換した。今読み返してもなかなかいい。

 

で、ここでまた2年ほど時が過ぎる。

僕らは妻が無事に留学から帰国すると同時に同棲をはじめた。次のメッセージは、今度は僕がイギリスに出張した際に送ったもの。当時ふたりともいろいろな事情で転職を考えており、メッセージからは転職する前に結婚したほうが事務処理上良いよね、みたいな合理的な判断も伺える。

僕はたしかこのとき機内では、森田真生の「数学する身体」を読んでいた。数学する身体と結婚、全然関係ないんだけど、あとがきか何かの著者から妻への感謝のメッセージを読んで、なにか感化されたんだった気がする。

そして妻、あっさり快諾。

 

そんなこんなで、その年の暮れに証人となる友人達と一緒に婚姻届を提出し(2人の印鑑が必要なのね)、妻との約束の32歳から1年遅れで可愛い子供に恵まれ、今に至ります。

おしまい。