はじめに
個人事業主として不動産賃貸を始めたため、次の要件を満たす会計ソフトを探しています。
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月次で仕訳を更新できる
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個人口座内に事業収支と個人支出が混在した明細を、金融機関から直接自動連携し、事業分だけ仕訳できる
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確定申告書の作成に対応する
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会計知識が少なくても運用できる
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ランニングコストを抑えたい
主要な候補は以下の3サービスです。
以下、AIに手伝ってもらって、各サービスの要件適合性、特徴およびコストをまとめました。
サービス比較
項目 | MFクラウド会計<br>(パーソナル) | MFクラウド確定申告<br>(パーソナル) | freee会計<br>(スターター) |
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月次仕訳更新 (要件1) |
○ 口座・カード連携→自動取得→仕訳 | ○ 連携済み口座から自動取得→仕訳 | ○ 銀行・カード連携+レシートOCRで自動仕訳 |
個人口座混在自動連携・仕訳 (要件2) |
△(事業用口座前提。個人口座は手動で除外) | ○(連携済み口座から自動取得→明細を「非事業」として除外可) | ○(自動取得した明細に「事業/非事業」を振り分けられる) |
確定申告書作成 (要件3) |
◎ | ◎ | ◎ |
会計知識不要度 (要件4) |
△(勘定科目設定や試算表理解が必要) | 〇(申告書作成中心。画面に沿えばOK) | ◎(ガイドに従うだけで運用可能) |
月額ランニングコスト (要件5) |
1,680円/月 年契約15,360円 |
1,680円/月 年契約15,360円 |
980円/月 年契約11,760円 |
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MFクラウド会計(パーソナル)
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◎ 直接連携で月次仕訳→申告まで一貫対応できる。
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△ 個人口座をそのまま登録すると、個人支出を手動で除外する必要がある。
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△ 会計知識がないと勘定科目や試算表操作に慣れが必要。
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MFクラウド確定申告(パーソナル)
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○ 事業用口座を登録すれば、明細を自動取得→「非事業」として除外できる。
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△ 個人口座を登録すると、同様に明細を取り込んだ後に「非事業」で振り分ける必要があるが、画面上で操作できる。
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〇 申告書作成が中心なので、会計知識はあまり不要。
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freee会計(スターター)
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◎ 銀行・カードと自動連携し、 取得明細に対して「事業/非事業」を即座に振り分けられる。
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◎ レシートOCRで現金取引も取り込める。
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◎ ガイドに従うだけで確定申告書を作成可能。
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◎ 月980円と最安。
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まとめ
上記要件1~5をすべて満たし、かつコストを抑えたい場合は、freee会計 スタータープラン(980円/月、年契約11,760円) が最適です。
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個人口座の明細を直接連携し、「事業/非事業」を明細単位で振り分けられるため、混在した口座でも手軽に運用可能。
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銀行・カード+レシートOCRで自動仕訳し、画面ガイドに従うだけで月次仕訳から確定申告まで対応できる。
「MFクラウド確定申告」や「MFクラウド会計」は、試算表やレポート機能を重視する場合や、すでに事業用口座を分けている場合に向きますが、個人口座混在かつ会計知識をあまり使いたくないなら freeeスターターが手軽でコストも最小です。まずは freeeスターターの無料お試しで操作感を確認してみてください。