加湿器は季節モノの大型家電だ。そのため、使わない時期、具体的には5月くらいから10月くらいまでかけての保管が課題になる。収納の少ない都会の家ではなおさらだ。
そこでこの冬は、加湿器を家電レンタルサイトのレンティオでレンタルして使っている。レンタル家電といえばカメラなどがまず思い浮かぶかもしれないが、季節ものの白物家電こそハマると思ったので詳細を書いていく。
[レンタル] ダイニチ プラス(Dainichi Plus) ハイブリッド式加湿器 HD-N923 (木造14.5畳/プレハブ24畳)
選べる機種のバリエーションが豊富
加湿器は気化式またはハイブリッド式が良いことは以前別の記事で書いた。今回レンティオでは、パナソニックとダイニチ、それにSwitchbot製のものから選ぶことができた。大きさやメーカーを実際に試して比較できるのは良い。
※ただし最低利用期間の縛りはあるので、実際に複数台試してみる、というよりは、シーズンごとに使ってみたり、部屋ごとに別の機種を借りてみる、あたりが良いのでは。
メンテの事を気にしなくて良い
加湿器は空気と水を循環させる機会なので、どうしてもフィルターや気化させる部分に汚れが蓄積しがちである。しかしレンタルなら、シーズンが終わったあとの清掃・メンテナンスはレンタル会社側にお任せできる。IT業界で言うところの「マネージド」の考え方である。
ランニングコストはメンテや保管も考えると許容範囲内
今回借りた機種のレンタル代は3,300円/月。新品を購入すると2万円強のモデルなので、単純にこれだけで比べると7ヶ月以上、つまり2シーズン以上使う場合には購入したほうがお得になる。
しかし先述した通り、加湿器を保有するとフィルター等の交換によるランニングコストや、オフシーズン間の場所代も発生する。このあたり加味するとトントンではないかという感じがする。
デメリット:使用期間中の箱の置き場
レンタルなので、送付されてきた箱に入れて返却する必要がある。つまり加湿器をレンタルしている間は、加湿器の倍ほどの大きさの箱を一緒に保管しておく必要がある。収納場所がないからレンタルしているので、やや本末転倒感ある。
以降はレンティオ関係なく加湿器自体に対する備忘録です。
タンクサイズは10l以上あると良い
今回借りたのはタンク容量が4.5lほどのものだったが、これだと我が家の使い方では1日持たなかった。10lくらいあると水を足す頻度が減って良い。
タンクのタイプによって手が小さい人がやりづらい
今回借りたタイプはタンクの蓋の直径が10cmほどあるタイプだった。これだと妻がタンクの蓋を開けられなくて困った。私の締め方がキツいのもあるかもしれないが、きつく締めないと漏れるリスクあるからしょうがない。
総じて、加湿器のレンタルは、収納が限られていて、機械のメンテを面倒だと思う人に対しておすすめです。